利用金額やチャージ金額の25%が還元されるというマイナポイントの申し込みが7月からスタートしました。ただし、ポイント還元対象となる決済は、2020年9月から2021年3月までの決済が対象です。

QRコード決済事業者やクレジットカード事業者がその告知を行っています。こちらでその一覧を確認できます。

決済手段の選択

どの事業者の決済手段を選択するかは利用者が決めるわけですが、一度選択してしまうと後から変更ができません。不思議なこととというか当然の結果というか、還元金額が決済手段ごとに異なっています。例えば、WAONは最大7000円、Suica、au PAYは最大6000円、d払いは最大5500円。PayPayチャージは抽選で500円〜100万円を還元するそうです。

メルペイはちょっとややこしくて、最大7000円還元としていますが、マイナポイント申し込み後〜8/31にチャージした金額の10%(上限1000円)を還元するのと、メルカリでの買い物の還元率を30%にする(上乗せ還元上限1000円)。ようするに、8月までに10000円チャージ、9月以降にメルカリで20000円買物すれば、7000円還元ということです。チャージの還元と決済の還元の合わせ技なので、10000円チャージして、9月以降に20000円決済すれば、少なくとも6000円還元される。買い物がメルカリ内であれば、最大7000円還元されるということのようです。正直、メルペイ20000円使う予定がない人はやめたほうが良いかもしれません。

どの決済手段にするか

どの決済手段で申し込みするかは、利用者によって当然異なります。還元率や還元ポイントの多い少ないだけで決めることではありません。

選択した決済手段が、あまり利用する機会がない決済手段だった!ということなると、せっかくのポイント還元も受け取れなくなる可能性があるからです。

その点、EdyやPayPayチャージ、FamiPay、WAON、Suica、PASMOなどのようにチャージ金額に対してポイント還元してくれる場合は安心です。還元ポイントの有効期限はそんなに短くないはずだからです。もっとも、WAONのようにいくら還元ポイントが高くても、使える場所が限定されてしまうのはあまりうれしくありません。

私の場合

私は、インターネットプロバイダー料金が楽天カード引き落とししていて、マイナポイントの還元対象利用期間中に確実に2万円以上を使うことになります。また、楽天モバイルユーザなので、その使用料として楽天ポイントを確実に消費します。
私の場合は楽天カードが一番無難なように思えます。

念のために付け加えると継続的に支払っている公共料金や通信料金などの支払いも還元対象になるようです。 マイナポイントの還元

楽天カードのマイナポイント申し込みはアプリ限定?!

いざ、マイナポイントサイトにてマイキーIDを取得して、そのあとどうするのか調べたところ、問題にぶつかりました。

楽天カードのマイナポイント申し込みは楽天カードアプリからしかできない!らしいのです。
マイナポイント事業
アプリからしか申し込むには、楽天カードアプリだけでなく、マイナポイントアプリのインストールが必要になります。マイナポイントアプリをインストールできるのは、マイナンバーカード対応スマートフォンだけです。対応機種はこちらから確認できます。

私の使っているスマートフォンは残念ながら非対応でした。楽天カードのマイナポイント申し込みは断念せざるを得ません。

仕方がないので、楽天カードに一言だけコメントを投げました。
「楽天カードのマイナポイント申し込みをPCからできるようにする予定がないのでしょうか?予定があれば、待ちます。そうでなければ、別の決済事業者を選択します。」と、かなり低姿勢で・・コメントしたのは、6月下旬だっと思います。

PCからの申し込みが可能になりそう!

7月19日に、マイナポイントの対象となる決済事業者一覧を見たところ、楽天カードの申し込み方法の「パソコンからの申込み」が有効になっていました!
rakutencard


ところが、楽天カードのページを確認しても、パソコンからの申込について説明がありません。それどころか、「申し込みにはアプリが必要です、パソコンやマイナポイント手続きスポットからはお申込みいただけません。」のメッセージが相変わらず表示されています。

よくよく調べると、パソコンからの申込受付開始日は未定ということでした。

rakutencard2



とりあえず、今後の対応が予定されていることは確認できたので、申し込み受付が開始されるのを待ちたいと思います。

その後

パソコンやマイナポイント手続きスポットからの手続きは9月以降の対応になるそうです。 Screenshot_2020-08-07 マイナポイント事業
ちなみに、マイナポイント事業のページには、「楽天ペイ・楽天カードについては、手続スポットでは登録できません。決済サービスアプリからのみ申込可能です。」と但し書きが追加されるようになりました。 対象となるキャッシュレス決済サービス検索
しかし、マイナポイントの予約・申し込みがMicrosoft EdgeとGoogle Chromeで可能になったようですが、相当苦労したんだろうなと思います。どこの会社が実装したんでしょうか?そもそも、当初の開発を受託した企業さんは撤退(逃げた?)らしいので、それを引き継いでの開発で見事やり遂げたというのは立派だと思います。