今日は、認識できなくなったSSDを修理したお話です。
2013年4月にSSD(IntelSSD 335 Series 240GB, SSDSC2CT240A4)を秋葉原のBuyMoreで購入しました。今では信じられませんが、当時15800円もしました。いまならM.2の1TBが買えちゃいます。
SSDSC2CT240A4はMLCでしたが、最近のはTLCやQLCとなっているので、安易に価格比較はできません。

そのSSD、保証期間の1年間は問題なく使えていたんですが、保証期間を過ぎた2014年のある朝、突然認識できなくなりました。いろいろ試しましたが、結局それっきりPC部品の山の中に放置です。
それ以来、SSD恐怖症にかかってしまい、神経質にバックアップを取るようになりました。
さて、先日PCをリニューアルしようと思い、昔のCPUの箱とか整理していたら、このSSDが出てきました。処分しようかと思いましたが、念のためSSDの修理について検索したところ、次のブログを見つけました。
私のSSDを観察してみましたが、基板上のコネクタ等の半田に異常は見当たらなかったので、コントローラの故障の可能性が高そうです。

ブログでは、加熱にヒートガンを使用していました。
さすがに、今回の修理のためにヒートガンを調達するのは大げさというか、コストに見合いません。
かといって、オーブンをつかうのもちょっと怖いので、諦めかけていたんですが、
PCジャンク系動画でたまたまアイロンでリフローできることを知りました。
Kapi Lab.さんの「【ジャンク】アイロンでグラボが復活!完全版【リフロー 焼き】Junk Graphic Board Iron Reflow」
アイロンでできるんなら、挑戦しない理由がありません。
- フラックス
さっそく、フラックス(ハロゲンフリーHOZAN H-728)を購入しました。ヨドバシカメラで399円(送料無料)。amazonだと363円(送料別)。
フラックスには、一度硬化してしまった半田に塗布→再加熱することで、半田の表面張力を下げ、酸化被膜を除去する効果があるそうです。
- アイロン
アイロンは自宅で使用している アイリスオーヤマのコードレススチームアイロンです。
- フラックス塗布
コントローラチップ(画像の赤枠)の周りにフラックスをたっぷり?しみこませます。
- アルミホイルで基盤を保護
念のため基盤をアルミホイルで包み、コントローラチップの部分だけが露出するように、ホイルに四角い穴をあけます(すみません、画像を撮り忘れました)。 - アイロンでリフロー
そして、最高温度に温めたアイロンをコントローラチップの上に押し付けます。そのまま2分待ってから、アイロンを放します。 - 冷却
その後、20分ほど放置して自然冷却(強制的に冷却するのはダメだそうです)。 - 組立、PC接続
冷却後、PCに接続。認識できました!
- Crystal Disk Mark も問題なさそうです。

運が良かったのか、無事修理できました。捨てなく良かった。