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ゲルマン人を描いた著書『ゲルマニア』で知られる、古代ローマの歴史家は誰?(プルタルコス、ペトロニウス、プリニウス、タキトゥス)
タキトゥス

タキトゥスの著書であるゲルマニアは、ローマの歴史家タキトゥスが、ゲルマニア地方の風土や、その住民の慣習、性質、社会制度、伝承などについてラテン語で記述した書物です. この著作は紀元98年に執筆され、ゲルマニア人についての詳細な情報を提供しています。

以下は、ゲルマニアに関するいくつかのポイントです:

  • ゲルマニアの地理と部族: ゲルマニアはライン川の東からドナウ川の北まで広がり、現在のドイツ、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、オーストリアにまたがります。この地域は中央ヨーロッパの大部分に相当します。

  • ゲルマニア人の特性と社会制度:

    • ゲルマニア人は純粋な血統を持つ土着民族で、青い目、赤みがかった髪、大きな体を持っていました。
    • 彼らは家畜の多さを誇り、兵力の主力は歩兵で、フラメアという手槍を使って戦いました。
    • 王は血統で選ばれ、将軍は勇敢さで選ばれました。
    • 彼らはマーキュリー(ゲルマン神話のヴォータン)を崇拝し、馬を使った占いを重視しました。
  • 結婚と家族:

    • ゲルマニア人は一夫一婦制で、結婚持参金に相当するものは牛馬や武器でした。
    • 女性は一度しか結婚せず、再婚はありませんでした。
  • 文化と生活:

    • ゲルマニア人は客を豪華にもてなし、酒の席で論争することもよくありました。
    • 葬式は質素で、墓は盛り土だけで記念碑はありませんでした。

この著作は、タキトゥスの視点からゲルマニア人の生活や文化を知る貴重な資料であり、特にドイツの民族主義者やロマン主義派にとって人気があります。ただし、情報の正確性には一部疑問が投げかけられているそうです。