括線(かっせん)
分数の横線は、**「括線(かっせん)」**と呼ばれています。この線は分母と分子の間に引かれ、上下に並んだ2つの数字を1つの分数として「括(くく)」る役割を果たします。
英語圏ではこの線を「Vinculum」と呼ぶこともあります。この言葉はラテン語で「結合」を意味し、複数の数字をひとまとめにする横線の総称として使われています。例えば、平方根を示す「√」の横線部分も、このVinculumの一種とされていることがあります。
日本では、この線が括弧の代わりに使われていた時代がありました。その際、この線の及ぶ範囲を「括(くく)って一つに見なす」という意味で「括線」と名付けられたのです。分数は上下に並んだものであるため、この線の及ぶ上下を一つに見なすことから「括線」と呼ばれているのです。
