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日本語では「遁走曲」と表記する、音楽形式は何?
フーガ

遁走曲(または追走曲)は、音楽の形式の一つであり、主に対位法を基に構成されます。以下に遁走曲の特徴と形式について説明します。

  • 特徴:

    • 各声部が同じ主題をもとに順に「追走」する模倣の技法を特徴とします。
    • 基本的には単一の主題に基づいて展開されますが、複数の主題を持つ遁走曲も存在します(多重フーガ)。
    • 声部間の厳格な模倣が最後まで続くカノンとは区別されます。
  • 形式:

    • 典型的な遁走曲の形式は次の通りです:
      1. 提示部(主調): 最初の声部が主題を提示します(通常は主唱と呼ばれます)。
      2. 応唱(反応): 別の声部で同じ主題を繰り返します。通常は全体を5度上げるか4度下げることで行います(正応)。
      3. 対唱: 第2の声部で対唱を演奏します。対唱は主唱に合わせて変化させられます。
      4. 第3の声部で主唱を演奏: 3声以上の場合、第3の声部で主唱を演奏します。
      5. 追迫部: 提示部と推移的な嬉遊部を繰り返し、最後に追迫部(ストレッタ)が置かれます。追迫部では追迫(主唱が終わらないうちに応唱を導入する)という手法が用いられます。

遁走曲は、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」やモーツァルトの交響曲など、多くの作曲家によって作曲されています。


  1. フーガ:
    • フーガは、主題(メロディ)を持ち、複数の声部がそれを模倣しながら進行します。
    • 各声部は主題を厳密に模倣し、自由な旋律を持つ部分もあります。
    • フーガは、主題を変化させながら進行することができます。
  1. カノン:
    • カノンは、複数の声部が同じ主題を異なる時点から開始して演奏する形式です。
    • 主題以外の旋律に自由が許されていることがあります。
    • カノンは、厳格な模倣に基づいています。