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灯台などに設置されている、ノコギリ状の断面をもつレンズを何という?
フレネルレンズ

フレネルレンズは、通常のレンズを同心円状の領域に分割し厚みを減らした特殊なレンズです。以下に詳細を説明します。
  1. 構造と原理:

    • フレネルレンズは、のこぎり状の断面を持ち、分割数を多くすることで薄くなります。
    • 厚みを減らすことで材料を節約し、軽量化が可能です。
    • ただし、同心円状の線が入る欠点や、回折の影響による結像性能の悪化があります。
  2. 用途:

    • 照明: 灯台や投光器などの照明系レンズに使用されます。灯台用レンズは巨大で厚みが大きくなるため、フレネルレンズが有用です。
    • カメラのフラッシュ用照明レンズ: 光源の直前に取り付けられ、画面内に均等に光を行き渡らせます。
    • 光学機器: ルーペや拡大鏡にも使用されます。無色透明なプラスチックを同心円状の溝を持つ薄板に形成することで、平板なカードのような形状でありながらレンズの役割を果たします。
  3. リニアフレネルレンズ:

    • フレネルレンズの原理を円柱レンズに応用したものをリニアフレネルレンズと呼びます。
    • フレネルレンズは同心円状の溝で光を集光しますが、リニアフレネルレンズは平行直線状の溝で光を直線上に集光します。

フレネルレンズは、その特殊な構造と用途により、さまざまな分野で活躍しています。