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近世ヨーロッパにおいて、絶対王政の根拠となった思想は何?
王権神授説

王権神授説(または神授王権)は、中世ヨーロッパを中心に広まった政治思想です。この思想によれば、王や皇帝の権威は神から授けられたものであり、したがってその権力は絶対的で不可侵であるとされます。具体的には以下のような要点が含まれています:

  1. 神からの授与: 王権は神によって付与されたものであると考えられました。王は神に対してのみ責任を負い、人民やローマ教皇、神聖ローマ皇帝などの他の人々によっては拘束されないとされました。

  2. 絶対的支配: 王権神授説は、絶対王政を正当化する理論的根拠となりました。王は神の代理人とされ、国民に対する絶対的な支配権を持つ存在とされました。

  3. 論者: この思想を提唱した論者には、フランスのボダンやボシュエ、イングランドのフィルマーなどがいます。

この概念は、ヨーロッパの歴史において王権の正当性をめぐる重要な議論となり、政治体制や社会のあり方に大きな影響を与えました。

現代でも、王権神授説はヨーロッパ史を理解する上で不可欠な概念であり、多くの歴史書や学術研究で取り上げられています。