さきもり
「さきもり」は、古代日本において北九州地方の防衛に当たった兵士を指します。具体的には、筑紫、壱岐、対馬などの地域で、辺境防備に従事した兵士たちです。彼らは諸国から徴発され、任期は3年で交代制でした。この制度は663年の白村江の戦い以降に制度化され、東国出身者が防人として配置されるようになりました。また、万葉集には防人のために徴用された兵やその家族が詠んだ歌が100首以上収録されており、これを「防人歌」と総称しています。
防人は、日本の歴史において重要な役割を果たした兵士であり、その活動は古代の生活様相を伝えています。