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株価と関連性が強い重要な経済指標として適当でないものを選びなさい。(国民総生産、実質賃金指数、鉱工業生産指数、機械受注実績)
国民総生産(GNP)


「国民総生産」(GNP)は、ある国の国民全体が一定期間内に生み出した財やサービスの合計額を指します1. この概念は、国内で生産されたものだけでなく、国外で生産されたものも含みます。具体的には、国民経済全体の物やサービスの売上げ、賃金、企業利益、利子などを合計したものです。GNPは、国の経済規模を計る尺度とされています。ただし、最近では「国内総生産」(GDP)が重視されており、GNPの概念はあまり使われていません。

GDPとの違いは、GDPには海外で生産された付加価値の内、国内に送金されたものを加え、国内で生産された付加価値の内、国外に送金されたものを引いた数字をGNPと呼びます。つまり、GNPはGDPに対外での所得を加えたものです。

GNPは、国の経済活動を判断する上で有益な指標でしたが、1980年代以降は「対外投資などを通じて海外での生産活動に貢献した報酬を含んでおり、本来の国の生産量を正確に計ることができない」という理由から、国内総生産(GDP)がより重視されるようになりました。

要するに、GNPは国内外の生産活動を考慮した指標であり、GDPは国内の生産活動のみを示す指標と言えます。