『実践理性批判』ではカントの道徳法則は『結果命法』と呼ばれている?
Answers
- 『実践理性批判』ではカントの道徳法則は『結果命法』と呼ばれている?
- いいえ、カントの道徳法則は「定言命法」と呼ばれ、「結果命法」とは呼ばれていません。
カントは、道徳法則は「定言命法」でなければならず、その形式は「〜すべき、〜してはならない」という形式でなければならないと主張しました。定言命法とは、いかなる仮定や前提もなく(つまりは無条件に)「〜せよ」という形式をとる命令です。
カントは、道徳が科学法則のように「どこでも、誰でも、いつでも、当てはまるものでなければならない」と考えたため、道徳のことを「道徳法則」という言い方をしたのです。また、カントは「助けるのが当然」という義務として行動することこそが、道徳的だとしました。