『君主論』では、君主は倫理や道徳を最優先すべきであると述べている?



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『君主論』では、君主は倫理や道徳を最優先すべきであると述べている?
いいえ、イタリア・ルネサンス期の政治思想家であるニッコロ・マキャベリが著した『君主論』では、君主は倫理や道徳を最優先すべきであるとは述べられていません。
『君主論』では、君主は現実の政治で成功するために、どんな手段や非道徳的な行為も国家の利益を増進させるのであれば許されると主張されています。つまり、「合理的>道徳的・倫理的」を意味します。
マキャベリは、君主が地位を保つには悪徳によらざるを得ないときには、汚名を着ることを恐れずに悪い人になるべきだと説きました。また、君主は残虐の悪名に心を惑わされることなく、領民たちが忠実に従うようにするべきだと述べています。
マキャベリの思想には悲観的現実主義が横たわっており、その現実主義的な政治観は今日でも大きな影響を与えています。