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- 空海は「弘法大師」の諡号(しごう)を生前に与えられた?
- いいえ、空海は「弘法大師」の諡号を生前に与えられず、入滅後に醍醐天皇から贈られました。
空海は平安時代初期に活躍した真言宗の開祖で、遣唐使として中国に留学して密教を学びました。帰国後は日本国内で仏教の布教活動に力を注ぎ、高野山に金剛峯寺を創建するなど数々の功績を残しています。
空海に「弘法大師」の諡号が贈られたのは、延喜21年(921年)10月27日のことです。東寺長者だった観賢が醍醐天皇に空海への大師号の下賜を願い出て、その熱心な思いに心を打たれた醍醐天皇が贈りました。
諡号(しごう)とは、主に帝王や相国などの貴人の死後に贈られる、生前の事績への評価に基づく名のことであり、諡(し、おくりな)とも呼ばれます。空海には当初「本覚大師」の諡号が贈られることになっていましたが、「弘法利生(こうぼうりしょう)」の業績から「弘法大師」の諡号が贈られました。