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アンコール・ワットは初めから仏教寺院として建てられた?
いいえ、違います。

アンコール・ワットは、当初はヒンドゥー教寺院として建てられました。12世紀前半にカンボジア王朝の象徴としてスールヤヴァルマン2世によって造営が開始され、約30年かけて完成しました。ヒンドゥー教三大神の中のヴィシュヌ神に捧げられた寺院で、王が神と一体化して自らを地上の神であると民に示すための舞台装置としても機能したと考えられています。
その後、16世紀後半に仏教寺院に改修され、現在も上座部仏教寺院として信仰を集めています。世界三大仏教寺院のひとつに数えられ、カンボジアの歴史や文化のシンボルとして国旗にも描かれています。