Answers
- 最澄は大乗戒壇を設立し、菩薩戒の受戒のみで比丘を認めた?
- はい、そうです。
最澄(伝教大師)は、日本天台宗の開祖で、比叡山延暦寺を創建しました。彼は大乗戒壇の設立を目指し、従来の小乗戒(具足戒)に代わり、大乗戒(菩薩戒)のみで僧侶を認めることを主張しました。
背景
従来の戒律: 奈良仏教では、具足戒(小乗戒)を受けることが僧侶の条件でした。
最澄の主張: 最澄は、大乗仏教の立場から、菩薩戒のみで僧侶を認めるべきだと主張しました。
大乗戒壇設立
目的: 比叡山に大乗戒壇を設立し、菩薩戒を受けた者を正式な僧侶と認めること。
論争: この主張は南都(奈良)の仏教界と対立し、論争が起こりました。
結果: 最澄の死後、822年に大乗戒壇の設立が許可され、比叡山は独立した戒壇を持つことになりました。
結論
最澄は、大乗戒壇の設立を通じて、菩薩戒のみで僧侶を認めることを実現し、日本仏教に大きな影響を与えました。