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『国家論』はバールーフ・デ・スピノザの生前に完成された著作である?
いいえ、違います。

バールーフ・デ・スピノザの『国家論』(Tractatus Politicus)は、彼の生前に完成されたものの、出版は死後に行われました。

  • 執筆時期:1675年から1676年にかけて執筆され、1677年にスピノザが死去するまでに完成していました。

  • 出版時期:1677年、スピノザの死後に友人らによって遺稿集(Opera Posthuma)として刊行されました。

『国家論』は、政治体制の分析や民主政の擁護などをテーマにした著作ですが、最終章(第11章)で君主制と貴族制について論じた後、民主制に関する部分は未完のまま残されています。そのため、完全な形での完成には至らなかったと考えられています。

参考までに、スピノザの主著『エチカ』(Ethica)も同様に死後出版されています。