問題と答え

パルテノン神殿の柱はわずかに膨らみ、床は湾曲しているが、これは視覚的な錯覚を補正するためである。○か×か?
○ はい、そうです。

  • 柱の膨らみは「エンタシス」です。円柱を遠くから見ると中央部が凹んでいるように見えるのを補正しています。この技法は、日本にも伝わって法隆寺の柱にも反映されています。
  • 床の湾曲は、長い水平線は中央が沈んで見える錯覚が起こるため、中央を僅かに持ち上げるようにしています。
  • 外側の柱は、内側に傾斜しています。また、角にある柱は他のはしらよりも太く作られています。これは、高い建物を下から見上げた場合に、建物がこちら側に倒れかかってくるように見えるのを補正しています。また、角の柱の太さについては、柱の背景が空になるため、光の回折現象により細く見えるのを補正しています。