問題と答え
- キンギョの品種改良されたものは、自然環境下でも生存競争に強い。○か×か?
- ×が正解になっています。
キンギョはフナ(野生のギベリオブナなど)を先祖に持ちますが、長い年月をかけて「人間の鑑賞」に特化して姿を変えてきたため、野生で生き抜くための機能の多くを失っています。日本国内の自然環境は天敵や競争相手となるフナが多いため、キンギョは生存競争に勝てず繁殖がほぼできません。
しかし、海外では事情が異なります。キンギョには2つの生存に有利な特徴があります。一つは低い酸素濃度の水中でも長時間生存可能。もう一つは低い水温から40度近い高温まで広い水温でも生存可能。そもそも海外では競争相手となるフナが生息していない場合が多いため、低酸素濃度や低温といった環境ではキンギョが繁殖し、既存の生態系を破壊する侵略的外来種として問題になっています。