問題と答え

紀貫之の著『土佐日記』は、作者が女性に仮託して書かれている。○か×か?
○ はい、そうです。
 男性の紀貫之が女性のフリをして執筆した随筆です。具体的には、亡くなった娘への胸の内を母親の視点で表現しています。
 当時、女性は仮名文字を使っていましたが、男性は漢文を使うのが暗黙のルールでした。漢文よりも仮名の方が悲しい思いをストレートに表現できるが、男性として仮名文字を使うのはためらわれたので、女性のふりをしたのではないかと憶測されています。