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はじめに

今回はOUKITEL C11 Pro です。

ご厚意で提供していただいた端末を使います。

失敗したら買取になるのでドキドキです。

OSは8.1です。

結論からいうと、端末単独での解除はできませんでした。PCを使用して解除できました。

Googleアカウントロックを確認するため、アカウント登録画面に遷移する途中でパターンの確認の画面が表示されました。「スマートフォンは出荷時の設定にリセットされました。使用するには、以前のパターンを入力してください。」とあります。これは初めてです。早速、いやな予感がします。

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「次へ」をタップすると、見慣れた画面が表示されました。

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まずは、TalkBack からチュートリアルに行って、そこからHelp を表示して、YouTubeを起動させます。

BlogPaint

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YouTubeの起動の直前まではできたのですが、今回は様子が違います。

アップデートしないとYouTubeアプリを起動できないのです。

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これまでは、更新をスキップできたのですが、この端末では更新が必須なようです。

どうにかして、GmailやChromeを起動できないか探したのですが、見当たりませんでした。

もう少し粘ったら見つかったのかもしれませんが、今回はここであきらめました。

この問題ですが、まれに下記の方法で解決する場合があります。

リカバリモードからキャッシュ削除し、それからデータ削除をおこなって、再起動。

Samsung Galaxy SC-04Lでは、この手順でYoutubeの問題が解消しました。

諦めた理由は、ほかの方法があることが分かっていたからです。

OUKITEL C11 ProのSoCはMediaTek6739です。

MediaTekのSoCを使っている端末ではROM焼きができます。

ROM焼きのツール(SPFlashTool)を使ってFRP領域をもとに戻すことができるのです。

以下、手順になりますが、詳細はこちらを。

C11 Pro USBドライバーインストール

これインストールしたんですが、必須だったのかちょっと疑問です。

VCOMドライバーのインストール

MT56xx用のUSB VCOMドライバーをPCにインストールします。 

これをインストールするのはちょっと面倒です。ドライバーに署名がないからです。

署名がないドライバーをインストールするにはWindows10で署名なしドライバをインストールする方法/テストモードにする方法をご参照ください。

  1. テスティングモードの有効化

    Command プロンプトから下記を実行します。

    bcdedit /set TESTSIGNING NO

  2. Windowsの設定→更新とセキュリティ→回復→PCの起動をカスタマイズする→今すぐ再起動
  3. オプションの選択→トラブルシューティング→詳細オプション→スタートアップ設定→再起動

  4. スタートアップ設定→7のドライバー署名の強制を無効にする

  5. Windowsが起動したら、デバイスマネージャからレガシーハードウェアを追加を選択

  6. 一覧から選択したハードウェアをインストールするを選択

  7. すべてのデバイスを表示を選択

  8. ディスク使用から、ダウンロードしたVCOMドライバーを選択

  9. MediaTek DA USB VCom Port を選択してインストール
    このとき「ドライバーソフトウェアの発行元を検証できません」と表示されますが、無視してインストール

    DA USB CVOM Port以外にMediaTek PreLoader USB VCOM Portがあるのですが、私がやったときはなぜかこちらもインストールされていて、SPFlashToolはこちらのドライバーを使用していました。いろいろ試行錯誤していたときにインストールされてしまっていたのかもしれません。

  10. Command プロンプトから下記を実行

    bcdedit /set TESTSIGNING YES

3. Oukitel C11 Pro のファームウェアのダウンロード

 NAIJA ROMに Oukitel C11 Pro Stock Firmware Fileへのリンクがあるので、ここからダウンロードします。ダウンロードできたら、アーカイブを展開します。

アーカイブを展開すると、Firmware以外にドライバやSP FlashTookなどをダウンロードするためのショートカットが同梱されていました。気が利いています。

4. NVRamバックアップ
 How To backup NVRAM on Mediatek MT67XX Devicesに詳細があります。

どんな時に役に立つのかはっきりしませんが、バックアップを取ります。

  1. SPFlashToolを起動
  2. Downloadタブを選択
  3. Scatter-loading file を選択。
    ファームウェアの中に MT6739_Android_scatter.txt というファイルがあるので、これを選択します。
  4. Readbackタブを選択
  5. Add ボタンをクリック
  6. バックアップ先のフォルダを選択(ファイル名を入力しないとだめだったかも)
  7. バックするROMのスタートアドレスと長さを設定
    これですが、 MT6739_Android_scatter.txt のファイルに記載されて、nvramパーティションというブロックにスタートアドレスとパーティション長さがあります。これをコピペします。

    - partition_index: SYS21

    partition_name: nvram

    file_name: NONE

    is_download: false

    type: NORMAL_ROM

    linear_start_addr: 0x10700000

    physical_start_addr: 0x10700000

    partition_size: 0x500000

    region: EMMC_USER

    storage: HW_STORAGE_EMMC

    boundary_check: true

    is_reserved: false

    operation_type: BINREGION

    is_upgradable: false

    empty_boot_needed: false

    reserve: 0x00

  8. Read Backボタンをクリックします
  9. 端末の電源を切ってから、PCのUSBケーブルで接続します
    接続すると、SPFlashToolでダウンロードが開始されます。数秒で終わるはずです。

FRP領域の初期化

バックアップがとれたら、FRP領域を初期化します。

  1. SPFlash ToolのDownloadタブ

    スマホ側にダウンロードする領域とファイルの情報がリスト形式で表示されています。

    左端にチェックボックスがあるのですが、checkされているものがスマホに書き込まれるのだろうと思います。

    なので、このチェックをすべて外します(この手順が必要かどうか不明ですが、用心のためです)。

    20190908_103228

  2. Formatタブ

    Manual Format Flashをチェックします。

  3. フォーマットする領域を選択

    "Specify the reagion, begin address and length of the format area."とあるので、開始アドレスと長さを入力します。

    20190908_103645

    入力する値はMT6739_Android_scatter.txt をテキストエディタで開いて、FRPを検索するとわかると思います。

    コメント 2019-09-10 114203

  4. フォーマット

    フォーマットタブのスタートボタンをクリックし、電源を切った端末をUSBに接続します。

    Format Ok と表示されたら終了です。

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端末起動

端末を起動します。

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FRP ロックが解除されています。

端末単独でロック解除できないかったのはGalaxyに次いで2機種目です。Xperiaもそうなっているらしい(さらにUSB接続を有効にするのが厄介とか)ので、ROM焼きができなくなっていると思われるAQUOSやarrowsはそろそろロック解除できなくなっていてもおかしくありません。

この機種を触って、そろそろ手を引いた方が良いかもと考え始めています。